手続き書類を「書かない」市役所へ 「Graffer 窓口印刷」鎌倉市にて実証実験を開始

2019年3月28日


行政手続きの効率化サービスを手掛ける株式会社グラファー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石井大地、以下「グラファー」)は、住民が市役所へ書類を提出する際の「手書き作業」を減らす実証実験を鎌倉市と共に開始しました。

鎌倉市とのこれまでの取り組み

グラファーは2018年11月、鎌倉市のライフイベントに関わる行政手続きをウェブ・スマートフォンでわかりやすく案内する「鎌倉市 くらしの手続きガイド」試験運用版の提供を開始しました。鎌倉市では月に約1,500件のライフイベントに関わる手続きが行われています。一方、「鎌倉市 くらしの手続きガイド」には、月間で1,000を超えるユーザーのアクセスが記録されています。

鎌倉市 くらしの手続きガイド
https://ttzk.graffer.jp/city-kamakura/

Graffer 窓口印刷とは

「鎌倉市 くらしの手続きガイド」で洗い出された提出書類をウェブ・スマートフォンで事前に作成できる「Graffer 窓口印刷」の提供を開始しました。フォームに必要項目を入力し、表示されたQRコードを鎌倉市役所の本庁舎1階受付に置かれた専用端末へかざすだけで、住民は事前に入力した情報が記入された提出書類をまとめて印刷することができます。

今回の実証実験では、住民が市役所の窓口まで足を運んで手続きを行う必要がありますが、将来的にはウェブ・スマートフォンのみで手続きを完結できるよう、機能開発を進めます。