グラファー、リコーへ「AI駆動開発プログラム」を提供、ソフトウェア開発プロセスの抜本的再構築を支援 〜リコーのソフトウェア開発において2か月の工程を3週間で完遂、プルリクエスト数は2倍に。実装から「設計・意思決定」へ重心をシフト〜

2026年3月10日


株式会社グラファー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石井大地、以下「当社」)は、株式会社リコー(本社:東京都大田区、代表取締役:大山 晃、以下「リコー」)に生成AIを前提とした次世代の開発体制を構築する「Graffer AI駆動開発プログラム」を提供したことをお知らせします。リコーでは本プログラムを通じて、2か月想定のクラウド移行を約3週間で完遂する事例や、プルリクエスト数が約2倍に増加する事例が生まれており、開発生産性の向上が確認されています。当社は、AI駆動開発の導入支援を通じて、企業のソフトウェア開発組織のポテンシャル最大化に貢献します。 

導入事例:https://graffer-aistudio.jp/case/ricoh 

導入の背景

リコーは1980年代からAI研究・開発に取り組んでおり、社内業務の改革にもAIを積極的に活用してきました。一方で、ソフトウェア開発のあり方そのものを「AI前提」で抜本的に再構築するという領域については、まだ進化の余地があると感じていました。こうした背景から開発の思想・プロセス・人材育成を一体でアップデートし、組織全体の変革スピードを最大化することを目的として「Graffer AI駆動開発」の導入を決定しました。 

主な成果と現場の変化

リコーが「Graffer AI駆動開発プログラム」を通じて実現した変革は、主に以下の3点です。

1. 開発プロセスの高速化と工期短縮

AIエージェントを活用し、設計の初期案策定からテスト工程までを半自動化。現場では、既存アプリケーションのAWS環境への移行プロジェクトにおいて、当初2か月を想定していた工期を約3週間へと大幅に短縮するなどの成果が生まれています。 

2. 開発の重心を実装から「設計・ユーザー理解」へシフト

AIが実装フェーズを強力に支えることで、特定のチームではプルリクエスト数が従来の約2倍に向上するなど、アウトプットの速度が格段に高まる事例も生まれています。エンジニアは、創出された時間をチーム間の連携やアーキテクチャ設計、顧客の課題理解といったより本質的な意思決定へと投じることが可能になっています。 

3. 現場の主体性に基づく自律的な変革

現場からは、これまでの慣習にとらわれず、最新技術に合わせて開発体制やプロセスを自ら見直そうとする動きが出てくるなど、自発的に開発の進め方をアップデートする土壌が整いつつあります。 

株式会社リコー デジタルビジネスイノベーション本部
本部長 橋本 泰成様のコメント

「研修を受けたエンジニアたちが『もう以前のやり方には戻れない』と目を輝かせて語る姿に、強い手応えを感じました。実装をAIが支援し、人間がより創造的な設計やユーザー理解に注力することは、当社の企業理念の使命と目指す姿である『“はたらく“に歓びを』の体現そのものです。AIによって定型作業から人を解放し、人間が本来の価値を発揮できる環境を整えることで、プロダクトの質と顧客満足度をさらなる高みへと引き上げてまいります。」

導入事例の詳細について

導入の経緯や具体的な活用事例の詳細は、グラファー公式サイトの導入事例ページでご覧いただけます。 

リコーがAI駆動開発プログラムを本格展開〜2か月見積もり業務を3週間で完遂、PR数2倍へ〜
URL:https://graffer-aistudio.jp/case/ricoh 

「Graffer AI Solution」について

「Graffer AI Solution」は、生成AIによる企業の抜本的な変革を実現する包括ソリューションです。生成AIの安全な活用環境を提供するプラットフォーム「Graffer AI Studio」を基盤としながら、業界特有の複雑な課題を解決する「業務特化AIエージェント」の開発や、組織の変革を担う「高度人材育成・研修プログラム」を通じて、AIを前提とした事業構造への転換を支援しています。業務フローの再設計からエンジニアリング機能の強化までを一気通貫で支援することで、生成AIのポテンシャルを確かな事業インパクトへと転換し、企業の構造的な競争優位の確立を加速させます。

URL:https://graffer-aistudio.jp/ 

「Graffer AI駆動開発プログラム」について

「Graffer AI駆動開発プログラム」は、生成AIを開発プロセスのコアに統合し、組織全体の生産性を抜本的に向上させるための伴走型支援プログラムです。ツール活用スキルの習得に留まらず、要件定義から設計、実装、テストに至る開発ライフサイクル全般をAI前提でアップデートする「実践的な型」を組織に定着させます。AIとエンジニアが共創する次世代の開発体制を構築することで、変化の速い市場におけるデリバリー速度の最大化と、事業競争力の強化を支援します。

URL:https://graffer-aistudio.jp/generative-ai-learning/ai-dev-training 

株式会社リコーについて

所在地:東京都大田区中馬込1-3-6
代表者:大山 晃
設立:1936年
資本金:1,353億円(2025年3月31日現在)
事業内容:お客様のDXを支援し、そのビジネスを成功に導くデジタルサービス、印刷および画像ソリューションなどを世界約200の国と地域で提供
URL:https://jp.ricoh.com/about/facts

株式会社グラファーについて

グラファーは、「We Remove Steps.」をミッションに掲げ、企業・行政機関における業務のデジタル変革を手掛けるスタートアップ企業です。生成AIの活用支援を通じて企業変革を実現する「Graffer AI Solution」や、市民と行政職員の利便性を追求したデジタル行政プラットフォームを提供しています。行政デジタルプラットフォームは全国200以上の自治体が導入しており、政令指定都市での導入率は70%です。2021年10月には経済産業省が主導するスタートアップ支援プログラムである「J-Startup2021」に選定されました。

企業情報

所在地:東京都渋谷区千駄ケ谷1-5-8
代表者:石井 大地
設立:2017年7月18日
資本金:1,544,977,927円(資本準備金含む)
URL:https://graffer.jp 
報道に関するお問い合わせ先:https://form.run/@graffer-contact