神戸市で「KOBEスマートナビ」を公開 厚生労働省の社会保障審議会にて「神戸市 介護事業者手続きガイド」が紹介されました
行政手続きの効率化サービスを手掛ける株式会社グラファー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石井大地、以下「グラファー」)は、神戸市内のライフイベントに関わる行政手続きをウェブ・スマートフォンでわかりやすく案内する「くらしの手続きガイド」を公開し、「神戸市 介護事業者手続きガイド」とともに「KOBEスマートナビ」として提供を開始しました。また、「神戸市 介護事業者手続きガイド」が「第4回 社会保障審議会介護保険部会介護分野の文書に係る負担軽減に関する専門委員会」でICT等の活用の参考として紹介されました。
<KOBEスマートナビ:https://ttzk.graffer.jp/city-kobe>
【「KOBEスマートナビ」の概要】
神戸市では、2019年7月5日から介護保健サービス事業者が行う手続きを案内する「神戸市 介護事業者手続きガイド(https://ttzk.graffer.jp/city-kobe/care-business/guides)」を公開しています。今回新たに11月25日から、神戸9区のライフイベントに関わる9つの手続き(転入、転居、転出、結婚、出生、離婚、死亡、氏名変更、就職・退職)を案内する「くらしの手続きガイド」を公開し、「介護事業者手続きガイド」とともに「KOBEスマートナビ」として提供を開始しました。
今後は「KOBEスマートナビ」で神戸市全体の手続きを幅広く案内できるように対応手続きを増やしていく予定です。
【社会保障審議会で紹介された「神戸市 介護事業者手続きガイド」の概要】
「神戸市 介護事業者手続きガイド」は、介護保健サービス事業者における「指定更新手続き」と「各種変更手続き」に対応しています。
これまで神戸市で事業を行う介護事業者は、市役所のウェブサイトを見て、百数十に及ぶ手続き書式のなかから、状況に応じて必要な書式を見つけ、ダウンロードし、記入し、提出する必要がありました。しかし、事業者にとっては無数の書式のなかから手続きに必要な書式を正確に突き止めることが非常に難しく、市の担当課はそうした事業者からの数多くの問い合わせに対応せざるを得なくなっていました。
「神戸市 介護事業者手続きガイド」の導入は、そうした事業者と市職員双方の手続きにまつわる負担を軽減することを目的とした取り組みです。
【第4回 社会保障審議会 介護保険部会 介護分野の文書に係る負担軽減に関する専門委員会】
厚生労働省の社会保障審議会にて、介護分野の文書に係る負担軽減について議論を行う専門委員会です。事業者団体からのヒアリング等を踏まえ、第4回の委員会ではICT等の活用に向けて手続きの簡素化・標準化を進めていくための検討について話し合われました。
簡素化については、資格証等の原本証明の廃止や、更新申請と変更届は原則として郵送・メール等で提出するという案について議論され、標準化については、厚生労働省ホームページで公開している各種申請書の様式を改めて周知するといった案が出されました。
「神戸市 介護事業者手続きガイド」は標準化を進める検討の中で、申請様式のHPにおけるダウンロードに関する例として紹介されました。
[出典:厚生労働省老健局|介護分野の文書に係る負担軽減について]
https://www.mhlw.go.jp/content/12201000/000557120.pdf
最終アクセス年月日 2019.11.13