グラファーでは「生成AIを企業でどう使えばいいか分からない」「生成AIによる成果が出ない」といった課題に対し伴走型の支援や研修、プロダクト開発を通じて一気通貫で支援します。生成AI活用でお困りの方はお気軽にご相談ください。
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目次
- 今回実施した研修の内容
- 1. 商談メモの要約
- 商談メモを要約し3行にまとめることによるメリット
- 実際の業務での活用イメージ
- 2. 誤字脱字の指摘
- うまくいかない例
- うまくいく例
- 3. プレスリリース文章の作成
- うまくいかない例
- うまくいく例
- 講師は、多様な企業向け研修の実績を持つメンバー
- 研修後の社員の反応
- 実務に役立つ研修やワークショップを提供
- ■実施している研修の例
今回実施した研修の内容
今回の社内向け研修では、これまでのプロジェクトやプロンプトエンジニアリングの経験を活かし、特に、具体的なユースケースに焦点を当てた研修を行いました。
この記事では、研修で取り扱ったユースケースの中から3つをご紹介します。
1. 商談メモの要約
商談の内容を簡潔にまとめ、チーム内に共有することは、営業チームにとっては日常的な業務です。商談メモを共有することによって、メンバー同士がどのような提案を行っているのか知見を深める意義があります。
生成AIを利用することで、膨大な量の商談メモを迅速かつ正確に要約することが可能になります。ただし要約のみでは共有の意味が薄れます。そこで今回の研修では、商談メモを要約したうえで3行にまとめる指示を行っています。
商談メモを要約し3行にまとめることによるメリット
①メンバー同士の仕事を確認しやすくなる
②マネージャーが、メンバーの状態・状況を把握しやすくなる
③生成AIを毎日使うことで身近に感じられ、工夫が生まれるようになる
プロンプト例
以下の3つの商談メモを、商談に同席していない営業マネージャーが、内容を把握できるように、会社ごとに3行にまとめてください。
それぞれの商談メモの中で、「これは知っておくべき」と考えるトピックスを、1つずつ教えてください。
#商談メモ1
[ここに商談メモを貼りつけ]
#商談メモ2
[ここに商談メモを貼りつけ]
#商談メモ3
[ここに商談メモを貼りつけ]実際の業務での活用イメージ
①「Graffer AI Studio」のテンプレートに上記を登録
※テンプレート機能を用いることで、プロンプトを都度書かなくて良い状況へ
②商談メモをプロンプトに貼り付けて、3行にまとめる
③グループチャットに投稿して共有
2. 誤字脱字の指摘
ドキュメントの品質向上は、企業の信頼性を高めるために重要です。生成AIを活用することで、簡単に文書の誤字脱字を見つけ、修正することができます。ただし、指示の仕方が適切でないと、意図した結果が得られないこともあります。
今回の研修では、うまくいかない例とうまくいく例をそれぞれ紹介しています。
うまくいかない例
うまくいかない例では、「誤字を指摘してください」と指示しています。この場合、指摘された数は3つ。ただ修正後の文章を見ると1文目の「活用する取り組みを初めた」が「始めた」に書き換わっていることが分かります。このように、生成AIは「いくつ選択肢があるか分からない中で、ピックアップする」というタスクは苦手としています。
うまくいく例
では、誤字脱字を修正したい場合はどのようにすればいいのでしょうか。先ほど「誤字を指摘して」と指示をしましたが、本来の目的は「誤字を見つけて修正を行うこと」です。
生成AIは文章を生成することに長けているため、以下の画像のように、誤字を指摘してもらうよりも、修正を行ってもらったほうが力を発揮します。
3. プレスリリース文章の作成
効果的なプレスリリースは、企業の広報戦略の要です。生成AIを活用することで、迅速に高品質のプレスリリース文章を作成することが可能です。このユースケースでは、過去のプレスリリースを参考に、生成AIを使ってどのように文章を仕上げるかを紹介しています。
うまくいかない例
展示会の概要を記載しニュースリリースの案作成を指示した場合は、以下の画像のように、広報文に使えないアウトプットとなってしまいました。
もちろんより詳細に指示を行えば意図したプレスリリースに近づけることも可能ですが、「ここまで細かく指示するのであれば、自分で書いた方が早い」となるのではないでしょうか?

うまくいく例
この場合に有効なのが、過去に記載したプレスリリースのうち類似したものを例として提示する手法です。
「例を示すので、概要を参考に書き換えてください」という指示をしたところ、概要では与えていなかった会社名の情報が反映されていることはもちろん、リリースの書き出しなどが揃っており、先ほどよりも高いアウトプットを出すことができています。

講師は、多様な企業向け研修の実績を持つメンバー
今回講師を務めたのは、エンタープライズ企業をはじめとした多くの企業で、生成AIに関する勉強会や研修を開催してきた経験豊富な担当者です。
これまで、プロンプト勉強会や業種や職種ごとのユースケース勉強会、特定用途に絞った勉強会などを通じて、多岐にわたる内容で社員の知識獲得やスキルアップに取り組んでいます。
研修後の社員の反応
参加したメンバーからは「こういう使い方もあるのか」「開発でも使えそう」「プロンプトを書くハードルが下がった」とポジティブなフィードバックが多くありました。
ChatGPTに指示を行う際、一度に指示をするのではなく、人間と対話するように1つ1つ指示を行い、アウトプットが期待と異なる場合は修正する、といった対話が必要だという認識も、これまで以上に社内に浸透したように感じます。
実務に役立つ研修やワークショップを提供
グラファーでは、生成AIの概念や向き・不向きに関する一般的な研修に加えて、実際の業務への活用方法に焦点を当てた研修やワークショップを提供しています。例えば、以下のようなサービスを通じて、企業の生成AI業務活用を支援しています。
■実施している研修の例
実務題材を使った研修やワークショップ:具体的な業務を題材に、生成AIの活用方法やプロンプトの工夫の仕方を学びます。
プロンプト勉強会:生成AIのプロンプト(入力指示)の作成方法を学ぶことで、より精度の高い出力を引き出すスキルを習得することができます。
ユースケース勉強会:各企業の業務に特化したユースケースを紹介するとともに、自身の業務でどのように活用できるかをワークショップ形式で実施します。
Excel関数活用勉強会:生成AIを使ったExcelデータの分析や関数の出力方法を具体的に学びます。
役員向け研修:「生成AI時代の経営変革」として企業のあり方や人材開発についての講演を実施しています。
あわせて、伴走支援として、生成AIの導入から運用まで、企業のニーズや状況に合わせたサポートまで提供しています。
参考)https://graffer.jp/ai-solution/generative-ai-learning
生成AI活用の取り組みを進める中でお力になれることがあればぜひご相談ください。
文:東 真希 / 図:望月 麻由
