グラファー、関西国際大学が開催する「生成AIの可能性を探る学生向け特別講義」にて事業開発責任者の宮脇が登壇
〜画像処理が可能なGPT-4 Visionを活用したワークショップを実施、学生たちは生成AIを通じて新たなビジネスアイデアを考案〜
生成AIの活用を通じて企業変革を実現する株式会社グラファー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石井大地、以下「当社」)は、関西国際大学(所在地:兵庫県三木市、理事長:濱名 篤)の開催による「生成AIの可能性を探る学生向け特別講義」に当社の事業開発責任者である宮脇が登壇したことをお知らせします。
本講義では、生成AIの特性と利用時の注意点に関するレクチャーに加え、画像処理が可能なGPT-4 Visionを活用したワークショップを実施し、日常生活の変化を探りました。
参加した学生の9割がこれまでChatGPTを利用したことがありませんでしたが、各学生に配布されたChatGPTのアカウントを通じて生成AIの理解を深め、そのビジネスの影響について活発に議論しました。今後も、当社は企業や学校法人などにおける生成AIのビジネス活用を推進してまいります。
背景
近年、生成AIが急速に発展したことにより、多くの業種で生成AIが導入されるようになりました。教育現場で生成AIを活用することについては様々な議論がなされ、2023年7月13日には文部科学省から「大学・高専における生成AIの教学面の取扱いについて」が公表されました。そこで、当社が提供する、企業変革を実現する生成AI活用ソリューション「Graffer AI Solution」の実績や豊富なノウハウを基に、生成AIに対する正しい理解を促進し、学校法人における活用の可能性を模索するための講義を行いました。
講義の概要
開催日時: 2023年12月21日 (木)16:00~18:30
参加者:関西国際大学経営学部及び教育学部に所属する学生23名、教員2名
講義名:「生成AIの可能性を探る学生向け特別講義」
内容:
(1)生成AIの特性と利用時の注意点
(2)企業における生成AIの活用方法について
(3)画像処理が可能なGPT-4 Visionを活用したワークショップ
・生成AIによる日常生活の変化とその活用アイディアの考察
講師のプロフィール
株式会社グラファー 事業開発責任者
宮脇 大
2008年に株式会社リクルートHRマーケティング(現:株式会社リクルート)に入社。日本マクドナルド株式会社や株式会社ドミノ・ピザ ジャパンなどの大手法人の社員・アルバイト採用プロジェクトを担当。2016年に株式会社リクルートマーケティングパートナーズへの転籍を経て、2020年に株式会社グラファーへ参画。民間企業や自治体における業務のDX推進プロジェクトに従事する一方で、2021年後半からAIを活用した新サービスの開発を推進。LLM・ChatGPTの登場を機に、「Graffer AI Studio」をリリースし、東証プライム上場企業や自治体のLLM導入プロジェクトの推進を担当している。NTT西日本やNTTデータが主催する生成AIに関するセミナーなど、多くの講演で登壇実績がある。
参加した学生からの声(一部を抜粋)
・「今回の講義により、生成AIがビジネスに与える影響について、具体的な事例を通じて理解を深めることができました。特に、医療や農業など、私たちが普段興味を持っている分野における活用アイディアが出てきたときは、新たな視点を得ることができ、非常に刺激的でした。」
・「ChatGPTを実際に操作し、ワークショップを通じて体験することで、生成AIに対するイメージがより具体的になりました。以前は抽象的な概念であった生成AIが、今回の講義を通じて、具体的なツールとして理解できるようになりました。」
・「生成AIがすべての質問に正確に回答するわけではなく、その活用には利用者の倫理観が重要であることを学びました。生成AIは魔法のようなツールではなく、その活用方法を適切に理解し、正しい知識を持つことが重要であると感じました。」
関西国際大学のコメント
経営学部教授、ICT教育部門長
陳 那森様
「生成AIに関する情報は日々更新され続けるので、その最新情報を学生に伝えるのは難しい状況にありました。そこで、豊富な実績とノウハウを持つグラファー社の宮脇さんに講師として登壇していただきました。本講義に参加した学生の9割はこれまでChatGPTを利用した経験がありませんでしたが、宮脇さんが簡単な操作説明をしただけで、短時間でChatGPTの操作に慣れ、夢中で利用していたことが印象的でした。今後も、学生たちと共に生成AIの可能性とその適正な利用方法を模索し、未来志向の人材育成を加速してまいります。」
「Graffer AI Solution」について
当社は、生成AIの活用支援を通じて企業変革を実現する「Graffer AI Solution」を手掛けています。生成AI活用の伴走支援、生成AIに関する研修・人材育成、生成AIの活用を推進するプロダクト「Graffer AI Studio」の提供など、業務において生成AIを活用していくために欠かせないソリューションを包括的に提供しています。それぞれの企業ごとに様々なサービスを組み合わせて提案し、企業の新たな価値創出に貢献します。
URL:https://graffer-aistudio.jp/
「Graffer AI Studio」について
「Graffer AI Studio」は生成AIの活用を推進するプロダクトです。190を超える行政機関での導入実績、ISMS認証及びプライバシーマークを有する環境において、生成AIの安全な活用を考えるエンタープライズ企業を支援します。「Graffer AI Studio」には汎用的に活用しやすいチャットサービスに加えて、プロンプト不要で活用できる「タスクライブラリ」、チャットで高度な活用ができるデータ分析機能、社内データのみを基にした情報検索ができる「ナレッジベース」を提供しており、企業はこれらのサービスを通じて、業務改善や自社の競争力強化につなげることができます。生成AIの業務活用を目指す企業を支援するために、活用領域の選定や洗い出し、社内の人材育成を目的とした研修やサポートも提供しています。
URL:https://graffer-aistudio.jp/products
<導入実績>
株式会社ニチイ学館、TOPPANグループ、株式会社かんぽ生命保険、東邦ガス株式会社、チェンジグループ、国分グループ本社株式会社などのエンタープライズ企業や洲本市などの自治体、近畿大学や中京大学などの学校法人に導入されています。
関西国際大学について
関西国際大学は、2020年に学校法人神戸山手学園と大学統合・法人合併を行い、学校法人濱名山手学院関西国際大学となりました。神戸市・三木市・尼崎市に3キャンパスを有し、大学(6学部7学科)と大学院研究科を設置しています。「グローバル」「セーフティ」「マネジメント」の3つの視点を踏まえた教育を展開し、多様な価値観を理解しながら、安全・安心な社会を構築・運営できる未来志向の人材育成に取り組んでいます。
URL:https://www.kuins.ac.jp/
株式会社グラファーについて
グラファーは、「プロダクトの力で 行動を変え 社会を変える」をミッションに掲げ、企業・行政機関における業務のデジタル変革を手掛けるスタートアップ企業です。生成AI活用による企業変革を実現する「Graffer AI Solution」や、市民と行政職員の利便性を追求したデジタル行政プラットフォームを提供しています。行政デジタルプラットフォームは全国190以上の自治体が導入しており、政令指定都市での導入率は70%です。2021年10月には経済産業省が主導するスタートアップ支援プログラムである「J-Startup2021」に選定されました。
企業情報
所在地:東京都渋谷区千駄ケ谷1-5−8
代表者:石井 大地
設立:2017年7月18日
資本金:1,544,977,927円(資本準備金含む)
URL:https://graffer.jp
報道に関するお問い合わせ先:https://form.run/@graffer-contact